About SCALE

インバータ、コンバータ、スイッチング電源の
高速安定解析を可能にする、国産高速回路シミュレータです。

SCALE紹介動画

SCALEは中原正俊(スマートエナジー研究所技術顧問:崇城大学名誉教授)によって開発された、スイッチング電源解析用のシミュレータであり、独自のアルゴリズムにより高速シミュレーションを実現します。
ここにスマートエナジー研究所で開発したSimulink ®用のインターフェースSCALE_CONNECTによって、協調シミュレーションを実現します。

SCALE概要紹介
[字幕有り/音声有り](1分51秒)
SCALE開発者 中原正俊
(スマートエナジー研究所技術顧問:崇城大学名誉教授)
インタビュー 
[字幕有り/音声有り](4分27秒)
動画内の所属情報は録画当時(2017年3月)のものです。

独自のアルゴリズムにより
高速安定解析を可能にした
スイッチング電源・パワコン向け
国産高速回路シミュレータです。

アナログ回路からモデルベース開発まで
柔軟に対応する
SCALEの高速アルゴリズムは一味違います。

アナログ回路設計

アナログ制御設計はもちろん、共振回路や自励式回路などのスイッチング電源独特の回路の解析もお任せください。
パラメータ決定のための解析手法も様々ご用意しております。

電源設計でキモになる、トランスの設計も自由に行えます。
理想トランスなので、自由な位置に励磁インダクタンス、漏れインダクタンスを配置、あるいは過飽和トランスを作ることも可能です。

さまざまな解析手法

あらゆる角度から解析するための、さまざまな手法をご用意しています。
過渡応答解析、波形解析をはじめ、パラメータ決定に便利なスイープ解析、制御安定性解析に必要な周波数特性解析など、ご利用シーンに合わせてお使いください。

デジタル制御

アナログ回路とデジタル回路の混在解析が行えることはもちろん、実行周波数がことなるプログラムやスイッチの作成も行うことが可能です。
さらにプログラムから周波数変調を行ったり、回路定数の変更を行ったりと、SCALE上のあらゆる素子を柔軟に制御することができます。
そして、デジタル制御に対しても、周波数特性解析を行うことが可能です。

電源制御ではリップルのどこでサンプリングするかが制御に大きな影響を与えることがあります。
SCALEが用意しているADコンバータを使えば、リップルの任意の点でサンプルホールドすることができ、実機の動作に近いシミュレーションを行うことが可能です。
量子化の模擬や、デジタル特有の1周期遅れなど必要に応じて再現させ、実機では測定しづらいところを十分にシミュレーションしましょう。

リッチなグラフツール

SCALEには、快適快速グラフツールEschart(エスチャート)がバンドルされています。
エスチャートを用いることで、たくさんの系列を一度にじっくり解析を行ったり、
膨大なデータ量のシミュレーション結果を表示したりすることが可能になりました。
大量のデータをびゅんびゅん解析しましょう。

モデルベース開発

SCALE_CONNECTを使えば、Simulink®と簡単に接続することができます。

技術仕様

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環   境Windows7 Professional SP1 64bit
Windows10 Pro 64bit

.NET Framework 4.7.1 以降
MATLAB/SimulinkR2015b 64bit
R2016a
R2016b
R2017a
R2017b
R2018a
R2018b
R2019a
R2019b
(以降順次対応予定)離散ブロック、固定ステップのみ対応
適用分野スイッチング電源、パワーエレクトロニクス、パワーコンディショナ、
太陽電池、風力、蓄電池、家電、車載機器、制御機器、航空宇宙

ライセンス形態・サポート

SCALEはScideamのバンドル(付属)製品としてご提供しています。
ご利用のSCALEと、ご購入が必要なScideamのライセンスの対応表は以下の通りです。

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SCALEのライセンス購入が必要なScideamのライセンス
SCALEScideam + Digital Palette
SCALE + SCALE CONNECTScideam + Digital Palette + SL Palette

*Scideam単体でのご購入ではSCALEは付属しないことにご注意くださいませ。